2021年11月15日月曜日
相続定期預金ってお得?
一部の銀行、信用金庫には相続定期預金というものがあります。これは、相続で得た資金を預けるという条件のもと、通常より高い金利が付くというものです。
通常の定期預金は、殆どが0.002%くらいで利息はゼロに等しい水準で、わざわざ預けるメリットはありません。しかし、この相続定期預金は銀行によりますが0.2〜0.5%程度の利息上乗せがあります。
1000万円を1年預けたとして、利息が0.3%あったとすると、利息は3万円になります(実際は利子に税金がかかるのでしてこれよりも少し少なくなります)。現在の超低金利の中ではかなりお得な商品と言えます。
定期預金ですから元本保証、1000万までならペイオフで全額保護されることも同じです。なのでリスクはほぼゼロで金利はよいという美味しい商品です。
ただ、相続によって得た資金しか対象にならない他、相続手続きから1年以内という条件があります。また、満期を迎えて継続した場合は上乗せ金利は終了し、通常の金利のみになります。
どうしてこのような条件のよい定期預金があるのでしょうか。相続は基本配偶者と子供が受け継ぎます。配偶者は同居していることが多いでしょうが、子供は別に家庭を持っていたりして別居しているケースが多いです。遠方であれば、亡くなった非相続人と同じ銀行を使ってもらえる可能性は低くなります。相続した人は普通今自分で使っている銀行に入金するでしょう。したがってそうした銀行にとっては資金獲得のチャンスとなるわけです。相続ですから、まとまった資金が動く可能性が高く、その資金を自行に入れてもらえればビジネス上ありがたいでしょう。だから利率を高くしてでも獲得しようとするのでしょう。
基本的にはリスクは殆ど無い商品なので、利用するにあたって特にデメリットはありません。ただ、放置して満期後通常の利息のまま継続することは得策ではありません。あくまで1回限りの1時的な商品として利用することです。
この制度、大手都市銀行にはあまりないようです。地銀や信用金庫に多くあるようです。上乗せ利率もかなり違いがあるようなので、よく調べてみましょう。
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