2021年9月14日火曜日

旅行会社に未来はあるのか?

旅行業大手のJTBとHISが本社を売却したというニュースがありました。長引くコロナの影響もあり、旅行会社は大赤字が続いているようです。でも、コロナは根本的な原因ではないでしょう。そもそもコロナ前から旅行会社は厳しい状況だったのです。それにコロナがトドメを刺そうとしている、というのが実態でしょう。 そもそも旅行会社は、旅行代理店という言い方もあるくらいで自身では何も持たない代理なのです。店舗を構えている大手の会社も、店舗運営コストをカバーできなくなっていたのが実態です。旅行会社の収益のメインは、いわゆるパッケージツアー。大量仕入れの契約を宿泊施設や交通機関をすることで安く仕入れ、旅行商品を造り販売します。パッケージツアーは行く先々で売上の一部を手数料として回収する、そうしたビジネスだったわけです。 でも今や、パッケージツアー自体がシニア向け、インバウンド向けの商品となっていました。そしてコロナでパッケージツアーは全滅していまいました。 個人旅行の需要は、飛行機や鉄道の交通期間と宿、さらにはレンタカーといったいわゆるスケルトンツアーがメインの商品。単なる組み合わせで、利用客自身が好きなものを選べるほど便利な商品になります。そして店舗を持たないオンライン専門旅行会社がいち早くこの分野に参入した他、JALやJRといった大手の運送機関も自社クループの旅行会社を使ってこうした商品を扱っています。オンライン旅行会社であれば、店舗の不動産コスト、人件費は最低限に抑えることができます。 大手の旅行会社も遅れ馳せながらこのジャンルに参入してはいますが、遅れをとっている感は否めません。正直、従来型の旅行会社はもう完全に時代遅れになってしまったように思えます。コロナもまだまだ目処が見えませんし、今をしのげたとしても将来が見込めるのか?も疑問です。社員旅行もほぼ死語ですし、修学旅行もコロナが収束するまでは無理でしょうから。

0 件のコメント:

コメントを投稿