2025年8月10日日曜日
青春18きっぷの売れ行き
2024年度の青春18きっぷの発売状況が発表されました。2024年度は約41万枚、ちなみに2023年度は60万枚で、約3割減ということでした。
ただ、話はそう単純ではありません。この切符は年3回発売されます(夏、冬、春)が、2024年度はルール改正があり、夏は旧ルール、冬、春は新ルールでした。この新ルールは自動改札機対応になった代わりに5日間連続使用限定になり、複数人利用や好きな日に飛び飛びで自由に使うことができなくなりました。自由度が大きく減ったわけです。改悪という意見が多かったようです。
救済として3日間用も新たに発売されましたが、1日あたりは3333円と大幅値上げで金額面でのメリットが激減しました。なので利用が減ることは予想されたことでした。2024年夏はおそらく従来通り売れたでしょうから、冬、春の2つの期間で大幅に減少したと考えられます。トータルでは3割減ですが、ルール改正後に限定すれば5割以上は減っていると考えられます。
実際私もルール変更以降は使っていません。流石に5日連続は難しいですし、3日間はかなり割高。それなら別の割引きっぷに目を向けるのは自然な反応でしょう。
ただ、廃止の前提かという意見には賛成しません。JRにとっては基本的に美味しい切符です。増発、増結といった特別な投資や作業は一切不要、切符を印刷するだけの手間です。6社で売上を分配するので利用の有無にかかわらず北海道や四国などの経営が苦しい会社にも一定の収入をもたらします。
発売枚数は減ったとはいえ、トクトクきっぷとしては売上は高い部類に入るでしょう。改札係員の手間も大幅に削減され、JRとしては総合的に判断したのだと思います。個人的には残念な面が大きいですし、今の条件では今後なかなか利用はできないですが。
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