北海道のローカル線である根室本線の富良野〜新得間。この区間が来年3月末をもって廃止されることが決定しました。
根室本線といえば、滝川から富良野、帯広、釧路を経て根室までの約450キロの長大路線です。が、石勝線開業後は特急列車の運行がすべて石勝線に移り、滝川から新得の間は純然たるローカル線になり、年々利用者も減少していました。今回廃止の決まった富良野〜新得の間は途中に大きな街もなく、極めて利用の少ない路線でした。そして2016年の台風被害で東鹿越〜新得間は不通になり、バス代行輸送が続いています。
実際にこの区間に乗ったこともありますが、列車、バスも含めて地元の人と覚しき利用者はゼロ、ほぼ鉄道ファンと見られる人たちばかりでした。最近廃止された留萌本線の石狩沼田〜留萌間同様、地元の足としては全く活用されていないというのが実感です。車社会でしょうし、そもそも人口自体が限りなく少ないのです。鉄道という大量輸送に適した乗り物が不向きな環境であるのは残念ながら疑いの余地がありません。寧ろよくここまで頑張って維持してきたなというのが正直なところです。
この区間の廃止により、JR北海道が「単独で維持することが困難」とされた路線すべてが廃止されることになります。今年の夏が、「最後の夏」になります。
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